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「IoT・AIによる物流業界」「フィンテックで変わる世界経済」|NTT東日本オンラインセミナー

本日のNTT東日本オンラインセミナーの講師は
日本ナレッジマネジメント学会 副理事長 山崎秀夫さん、
MCは新田可南さん(@nitta331)でした。

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セミナーのタイトルは

  • 【午前】IoT・AIの波を物流業界はどう乗り切るか
  • 【午後】フィンテックで変わる世界経済

午前のセミナーについて

第4次産業革命でIoTとAIが広まると、日本企業も「モノ支配論理からサービス支配論理」へ移行しなければならないと山崎さん。モノを売るのでなく、モノがインターネットとつながり、AIを生かしたサービスを提供する。そういったビジネスモデルが展開されるとのこと。

物流業界ではどうでしょうか?

アメリカでは店舗・モールの閉鎖が加速化しており、小売業界はインターネット通販に移行。これにより物流が変わり始めているそうです。

課題は宅配ドライバー不足ですが、そこはさすがAmazonが解決策を見せています。まず、工場内はロボットが注文された商品を運ぶシステムを開発し、人は最低限の人数で作業できるようにしています。そして宅配はフリーランス・ドライバーを導入。ドローンや自動車の自動運転も今後利用していくだろうと思います。

日本ではどうでしょうか?

同じくドライバー不足と、また長期労働の問題を抱えています。日本では働き方改革で副業・兼業する人が増えてくると思いますので、フリーランス・ドライバーも増えてくるかもしれませんね。
またDeNAとヤマト運輸が、受け取り場所と時間を指定できる配送サービス「ロボネコヤマト」への自動運転の導入に向け、神奈川県藤沢市内で実証実験を実施しています。近い将来、国内でも無人運転による配送が実現しそうです。

 

午後のセミナーについて

Fintech(フィンテック)とは、Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語。今、金融業界ではAIなど最新テクノロジーを使った改革が起こっています。これにより多くの金融商品が登場し、利用者にとって安い・早い・便利な社会になると言われています。そして今後10年で世界中の銀行の支店数と従業員数が大幅に減ると予想されています。

アメリカでももちろん多くのサービスが登場しているのですが、このFintechの面白いところは、新興国のほうが広がり方が速いということ。山崎さんによると、治安の悪さによる現金所持の回避、高い銀行手数料や小切手の回避、アンバンク・アンダーバング増加などが理由とのこと。

ケニアでは、銀行サービスよりも産業革命とIoT革命が進んでいるので、銀行口座を持つ前に通信キャリアの口座にお金を預けている人が多いそうです。M-PESA(エムペサ) という携帯電話のショートメッセージを使って送金するサービス。支払いに使えるので現地では、現金払いよりもM-PESA支払いのほうが喜ばれるそうです。

自分が面白いと思ったサービスは保険サービスで、ウェアラブルデバイスで身体の健康状態をデータを収集したり、自動車の運転状況をデータで収集したりし、それぞれ保険料を決めるというサービスでした。

 

私が配信担当するNTT東日本オンラインセミナーは以下より申し込めます。

以上、オダギリでした。

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